幼稚園の卒園式でまさかの・・・『子どもってすごいんです』

令和7年3月20日、春分の日です。第54回卒園式がありました。今年は12名の園児たちが園舎を巣立ってゆきました。

貝塚の卒園式は証書授与より子どもたちの発表が面白い。「切り紙作品」「絵」「粘土作品」は力作ぞろい。でも「ボールを投げる。キャッチする」「両手側転と片手側転」「けん玉」「お手玉」「風船突き10回」「やまびこさんの独唱?」などとにかく、子どもは必死になって挑戦する。見ていてヒヤヒヤするけれど失敗しても再挑戦OK。面白くて楽しい。よっぽど、園長の「お祝いの言葉」より見ていて楽しい。

それでも、証書授与では、みんなしんみりとして涙を流す子もちらほらいる。いいや、もはや、涙なんて半端なものではない。大泣きである。でも、自分の番になると「シュッ」として登壇して来るからふしぎだ。今はシュとしなきゃいけない空気を察知するんだろうか?

もっとすんごいのは、自分のお子さんが登壇する姿に感激のあまり涙する保護者???違う違うまったく違う。在園児の保護者さんたちが、あっちでもこっちでも泣いているではないか。「思い出のアルバム」を卒園児・在園児が保護者の方を見て歌い出すころには子どもは声を出して号泣、保護者も涙腺崩壊である。

羨ましい。自分の卒園式で泣けるのがうらやましい。自分の子どもでなくても卒園する子の姿を見て涙できるのがうらやましい。そうだ、この子たちは親や保育者だけからでなく、他の親とも一緒に遊んでもらったり、怒られたりしていたんだった。

思い返すと私が幼稚園児の時、楽しい?より怒られてばかりの思い出がいっぱいだ。まして、卒園式に出たのかさえ覚えていない。何とも嘆かわしい。

目も前の子はどれだけ感情豊かに育ったんだろう。どれだけ楽しい思いをしたんだろう。君たちに言いたい。「たくさんのお母さんの方のおかげなんだよ」と。いわば家族ような保護者たちとその子どもたちで構成された「貝塚一家」でしたね。

卒園する12人に「よく貝塚に通い続けた。小学校でもがんばってこ~い」とエールを贈る。でも『たまには、幼稚園に遊びに来て元気な姿を見せて欲しい』と心で思う。