生命の根源は『食』にある

ちょっと大げささなタイトルですが、現代は食のバラエティーが豊富な時代です。私が小中学生のころ(貝塚幼稚園が設立されてから10年くらい)は、芋と言えば「じゃがいも」でおやつは、蒸かし芋に塩を振りかけたり、たまにバターを塗ることは、とてもハイカラなごちそうでした。食卓には、じゃが芋と玉ねぎの味噌汁、肉じゃがやたまにジャガイモコロッケ、カレーやシチュウの具など芋を食材にした料理が食卓にあがる程度です。

でも、今はフライドポテトやアンパンマン顔のポテト、ポテトッチプス、ジャーマンポテト、ポテトグラタン、マッシュポテト、ポテトサラダ、ビシソワーズ等のレシピのレパートリーが広くなりました。

子どものお弁当には「食が進む、好きなおかずを入れて下さい」とお願いしています。調理の仕方や味付けの仕方で子どもの好みは変わってきますよ。今の子どもに、私が小さかった時のジャガイモ料理では受け入れてもらえないかもしれませんし、「食べろ~」というつもりもありません。でも、好きな物はどんどん食べて欲しい。ひょっとしたら、私が子どもの頃の簡素な味付けを『お試しで味見してみようかな』と思ってくれるだけでいいのです。お試しで好きになってくれたり、味付けなしのシンプルな食材本来の味でも気に入るかもしれない。

貝塚幼稚園では熟しすぎたトマトや大きくなりすぎたキュウリでも、ハウスや畑から自分でとらせてお弁当の時に提供しています。食べることは、味覚を育て命を繋ぐことでもあるので、子どもには採れたてを、どんどん食べて欲しいと思っています。