貝塚流の水あそび

貝塚幼稚園の伝統的な水あそびは、枠にシートを敷いた「水浴び」でも本格的「水泳」ではありません。水を使うという点では共通しています。夏の晴れの日には、毎日1~3tの水道水を使用して、砂場という場所で遊ぶのが貝塚流の水遊びです。

他園から転入した園児は「貝塚の水あそびは、もう激しすぎて、『何やってるんだ』と初めは驚いた」と言ってます。砂を掘り水を流して水路にする。見つけた板で水路に橋を架ける。橋からわざと落ちて泥まみれになる。こうしろああしろと言わずとも子どもは遊びの発明家だと思い知らされます。もちろん泥だらけになるのが嫌な子もいます。水の流れによって適度に選別された幾万とある砂の中から、小さな石英や赤いチャート、石炭の破片、貝を探し発見に熱中する子もいます。泥まみれになる激しい水あそびでなくても、水の流れを利用して、毎日少しずつキレイな石や貝を集めに熱中できる砂場は宝石箱に見えるのかもしれませんね。

泥んこになれば、保育者も着替えや靴洗いが結構な作業になります。常連さんは手際よく自分で着替えが出来るようになります。宝探しの子は、保育者からビニル袋をもらってせっせと持ち帰り。どちらも洗濯やお掃除で家庭の洗濯機や掃除機はフル稼働。これらを面倒事と見るか子の成長の証しと見るかの違いでしょうね。